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【対談】男性美容という文化を創り、シンボルを目指すゴリラクリニックの想い

私たち 2019.07.09 by G-lip E編集部

「男性美容が当たり前となる文化にしたい」そう語るのは、男性美容を専門とするゴリラクリニックの総院長を務める稲見文彦先生である。

これまで、女性だけが取り組むものだと認識されていた“美容”に対する男性の価値観が、時代の変化と共に多様化してきています。
近年では、男性の中でも自己投資の1つとして、身だしなみや美容を気に掛けたビジネスパーソンが増えており、いま注目を集める業界となっています。

しかし、男性美容はこれまで「恥ずかしいもの」であったり「オープンにするものではない」という風潮がどこかしらあったことも事実ではないでしょうか?

そこで今回の対談では、ゴリラクリニックの総院長を務める稲見先生と、ラジオDJで白髪とメガネがトレードマークのやまだひさしさんに、男性美容の変化について語って頂きました。

ゴリラクリニックが目指している世界

やまだひさしさん

先生、今日はお願いします!
早速ですが、ゴリラクリニックが創りたい世界というか、何か目指しているものはあるんでしょうか?

稲見

お願いします!
そうですね。私たちゴリラクリニックは男性美容のシンボルを目指しており、男性美容といえば「ゴリラクリニック」と言われるようなブランドを築いていきたいと考えています。
それは、男性美容のシンボルになるということ。そのために、男性美容という文化を創っていく必要があると考えました。
私たちのクリニックでは、コンプレックスや悩みに立ち向かっていく男性の姿勢が美しいと定義していることもあって、男性美容のシンボルとして業界を牽引する新たな存在でありたいと考えています。

ゴリラクリニック 総院長 稲見文彦(いなみふみひこ)
東京都出身。東邦大学医学部卒、東邦大学形成外科学教室 入局。大手美容クリニックを経てゴリラクリニックの総院長を務める。男女2児のパパ。乗馬からロードバイク乗りに転向。独身時代に乗っていた車はアルファロメオ。

やまだひさしさん

ゴリラクリニックは、男性美容のシンボルとなる存在を目指しているんですね。
たしかに、私が「ゴリラクリニック」と名前を聞いた時、インパクトを感じてしまいました(笑)
でも、美容クリニックが身近ではないイメージもあってか、名前を知っていても利用まで至らない人も多いのではないでしょうか?

稲見

たしかに、これまではそうだったんですが、
おかげさまで患者さまも増えており、増院・増床の計画も進行中なんですよ。

やまだひさしさん

なるほど、稲見先生としては男性美容の市場拡大に手応えを感じているということですね。
身だしなみや美容を気にしていた男性が、利用しやすくなったということでしょうか?

稲見

これが正確な情報かわかりませんが、私たちのように「男性が気兼ねなく行ける美容クリニック」は、まだまだ少ないのが現状だと思います。
もしやまださんが、いわゆる「美容クリニック」でスキンケアや脱毛を受けることになった場合どう感じますか?

やまだひさしさん

看護師さんは一般の病院でも女性が多いので気にならないんですけど、待合などで女性の目が気になると思うんですよね。
「あの人、何するんだろ」みたいに思われてるんじゃないかって(笑)

稲見

そうですね、女性が多いと肩身が狭くなってしまう男性もたくさんいます。
その点、ゴリラクリニックは男性専門の美容クリニックなので、男性の患者さましかいないんですね。
また男性の看護師も在職しており、以前と比べても、男性が気兼ねなく通えるようになっていると思いますよ。

やまだひさし
TOKYO FMをキーステーションにJFN全国38局『やまだひさしのラジアンリミテッド』にてパーソナリティを務める。音楽番組を始め、ナレーション、映画の吹き替え、声優、イベントMCなど精力的に活動。民放とインターネット等の番組を牽引するハイブリットDJ・パーソナリティとしての活動の場を広げ、ラジオ業界とネット業界の架け橋となるべく昼夜喋り続ける。

医療機関における「サービス」とは

やまだひさしさん

男性専門の美容クリニックを全国展開していく上で苦労することも多いと思います。
その中でも重要視されていることは何でしょうか?

稲見

男性向けの美容クリニックを運営する上では、「質」を保つことが重要なんです。
患者さまの多くは「居心地の良さ」や「投資対効果」で私たちをお選びいただいています。
全国各地に展開し、ベテラン看護師から新人看護師までが多く在籍する中で、サービスの質を維持・向上するには、医師・看護師・カウンセラーのサービスレベルを常に高く保つことが大切です。
ですから、私たちは教育や研修制度に力を入れています。

やまだひさしさん

なるほど、これは同様の課題を持っている一般企業も多いですよね。
ゴリラクリニックではどのような研修をやっているのか、教えていただけたりしますか?

稲見

基本的には、入職直後から1カ月間は基礎研修、その後は先輩職員とマンツーマン(プリセプター制)になり、入職3カ月後を目途に研修期間の終了試験を受けます。
その後も、座学や実務を行ないながら、定期的に各レベル毎の試験も受けてもらっています。
なので、バックヤードを開けると、カリカリ勉強しているスタッフの姿を目にすることも日常の光景なんです(笑)

やまだひさしさん

へぇー、大手企業だと教育制度が整っていますけど、医療機関なのに試験を定期的に行っているんですね!
他にはどのような研修を行っていますか?

稲見

美容医療・マナーなどの外部講師を招き、ホスピタリティや知識を高める研修を行なっており、最新の美容医療を学ぶために学会への参加も行なっています。
学会と聞くと医師が出席するものだと思われがちですが、私たちのクリニックでは、看護師も積極的に参加する様にしています。

やまだひさしさん

つまり、医療の知識や技術面だけではなく、「心遣い」の質も高めているということでしょうか?

稲見

私たちは、医療による美容サポートを行うだけではなく、サービス業でもあると考えていますので、そのバランスを大切にしています。
もし、医療だけに傾いてしまった場合、患者さまの「本当の望み」を叶えることが出来ない場合もありますよね。そうなると本末転倒なんです。
また、怖いのはサービスだけに傾いてしまった場合、医療面でのリスクを見過ごしてしまうケースがあります。医療機関だからこそ、サービスとのバランスを意識し、「患者さまの満足度」を維持することに努めています。

時代の変化に合わせ、形を変えていく美容クリニック

やまだひさしさん

少し驚いたのですが、クリニックを利用している患者さま向けにビジネスセミナーを開催しているというのは、本当なんでしょうか?

稲見

はい、当クリニックでは患者さまだけが参加できるビジネスセミナーを行っています。
患者さまの多くは、ビジネスマンとして活躍している男性です。 自己投資として美容クリニックの価値を感じている方は、内面の向上にも意欲的な場合が多いです。
私たちは、スキル・センス・身体の知識等を含め、健やかであることが理想の男性だと考えています。

やまだひさしさん

ちょっと面白い、美への取り組みですね(笑)

稲見

そうですね、今後のセミナーでも様々なテーマを考えています。
例えば、最近では育児に積極的に参加する男性も増えていますよね。なので、美容クリニックが開催するイクメン講座なんてあったら面白いのではないかと考えています(笑)

やまだひさしさん

そういった取り組みの影響もあって、世間の男性がイメージする美容クリニックへの印象というのは変化しているんでしょうか?

稲見

以前は、美容クリニックに行っていることを「隠したい」と思う方もたくさんいました。 また、芸能人など特別な職業の方が通うものと認識されている方も多かったと思います。
しかし最近では、カウンセリングルームにご友人と一緒に来院される方もいたりするんですよね。
印象に残っているのは、未成年のお子さんと付き添いで来られたお父さまとの組み合わせです、お子さんが施術を受ける上で、同じ痛みを共有したという想いになったお父さまが、実際に治療を受けられたケースもありました。
これも男性美容がオープンになってきている証拠なんだと思います。

やまだひさしさん

つまり、ゴリラクリニックが「美容医療」の垣根を壊してきているということですか?

稲見

少なからず影響を与えられていると思っています。 先ほどもお話しましたが、まだまだ男性が気兼ねなく通えるクリニックが多くない中で、私たちは、気軽に通える男性専門の美容クリニックを増やしていきたいんです。
そのために、時代の変化に合わせてクリニックも変化する必要があると思っています。

やまだひさしさん

いつか親子三世代でクリニックに通われるケースもありそうですね(笑)

稲見

それぞれの世代によって、悩みが変化しているのであり得ると思いますよ(笑)
例えば、祖父の世代だと肌のたるみが気になったり、父の世代だと髭の濃さが気になる、子の世代だとニキビが気になる、みたいなことがあってもおかしくないと思います。

男性美容への意識を変えるSNSの存在

稲見

やまださんは、芸能人の方と頻繁にお仕事されていると思いますが、芸能人になると男性でも美容に気を使っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?

やまだひさしさん

私がこの世界に入ってから、年齢と容姿が一致しないような人がたくさん居るなと思って、「何もしないで維持ができるわけがない」と思っていました(笑)
こっそり通っている人もいますし、オープンにしている人もたくさんいます。 私がゴリラクリニックに通う後押しになってのは、アーティストさんや芸能人が“オープンにする人が増えた“ので、行きやすくなったのだと思います。

稲見

例えば、その影響を受けたアーティストさんを言える範囲で教えてください(笑)

やまだひさしさん

私の中ですが、脚の綺麗さでいえば(某有名ボーカル)の方はナンバー1ですね(笑)
女性を超えているほど綺麗で、つい触ってしまいたくなります(笑)
あとは常に自分を気にして、「自分を商品だと思っている」方の中には、ストイックな人が多いという印象があります。
見た目だけでなく、食事に対してのこだわりや、相手に対しての気遣いもできる、バランスのとれた人達が多い。
実際に先生の治療を受けに来られる方もいませんか?

稲見

医療機関なので言えませんが、こっそり治療に来られる方ももちろんいらっしゃいます(笑)
たしかに、最近ではSNSで「ゴリラクリニックなう」などのつぶやきから、クリニックに通っていることをオープンにする方が増えている傾向が見られます。

やまだひさしさん

通っていることを周りの人に言えるようになったことは時代の変化を感じますね。

稲見

はい、そして「美容への意識が高い」ということがプラスイメージになるという価値観の変化ですね。

やまだひさしさん

私も、そのようなつぶやきをしていると「痛くないの?」だったり「どこでやったの?」と細かな質問をしてくる人が多かったですね(笑)
実は、興味を持っている人が多かったということでしょうか?

稲見

そうですね。興味はあるけど不安だったり怖かったり
だから本当の、生の声を聞きたいのだと思います。
SNSは、その生の声が聞ける場として、安心感を得られたり、実際の行動に繋がるきっかけになっているのだと思いますね。

やまだひさしさん

実は男性にも、潜在的な美容のニーズがあったということですよね。

稲見

おそらくですが、それがゴリラクリニックの患者さまが増えている証だと思います。
今までは、ケアしたくても方法や選択肢が少なくて、悩みや要望を解決できなかった人たちが本当に多かったんですね。

やまだひさしさん

そうなると、都心部だけではなく地方在住者の場合、クリニックに通いたくても通えないと思うので、これからもどんどんゴリラクリニックを増やしていってください。

モノからコトに投資する時代へ

やまだひさしさん

ゴリラクリニックさんではどんな男性が来院することが多いですか?

稲見

これまでは10代〜30代が中心で、髭の濃さを気にされている方や美意識が高い方が多かった様に感じます。
近年では、40〜50代の方も増え、年代の幅が広がっている印象があります。

やまだひさしさん

なるほど、40〜50代の男性は、どんな理由で来院されるんですか?

稲見

30代前半の男性は、脱毛の要望が多いのですが、年代が上がるにつれ、肌のたるみやシミを気にされていたり、ホクロが気になるなどご相談内容は様々です。
例えば40〜50代の方だと、ビジネスの場面で大事な人と会う機会も増えてきますよね。
自分の見た目がビジネスに直結してしまうようなリスクを感じている世代なんだと思います。
見た目が全てではありませんが、身だしなみという側面では、「清潔感がある方が良いじゃないか」と、考える方が増えてきているように感じます。

やまだひさしさん

私もゴリラクリニックを最初に知った時には、「ゴリラクリニック=脱毛」だと思っていました。
総合美容と言っているのは「男性の美容全般」 ということなんですね。

稲見

仰る通りです。やまださんの周りの方でも美容施術を受けられているビジネスマンがいらっしゃるのではないですか?

やまだひさしさん

40〜50代の方で自分の外見に意識を持ち始めた方が増えた気がします。
これまでは、車や時計に価値を見出していた人たちが、「モノ」ではなく自分自身に投資を始め、投資対象が「コト」に変化した様に思えますね。

稲見

そうですね。
例えば、「外国製の高級腕時計をしている」ことがステータスだった時代から、スマートウォッチなどスマートフォンと連動することが重要視される様になったり、車を所持することがステータスではなく、必要な時だけ車が使える「サブスクリプション」を使いこなすことがスマートとであるとされたり。
これは時代が変化すれば変わっていく「モノの価値」になるのではないかと思います。
しかし、自分自身の価値は変化しません。
だからこそ、身だしなみや内面に投資をしていく流れは自然なのかなと思っています。

やまだひさしさん

昔は、「好感を持たれるために靴はオシャレにしよう」のような本があった時代でした。
メディアもそれが正しい価値観だと発信していたんですよね。
最近では、スキンケアや脱毛をしている男性に好感が持てるという女性が増えていると、よく耳にします。
もしかしたら、女性の方が男性の身だしなみの変化に気づいているかもしれません(笑)

稲見

たしかに、脱毛やシミの治療をしている男性に「違和感を感じる」女性の声をあまり耳にしませんよね。

やまだひさしさん

私が若い時のイメージだと「ナルシスト」だと誤解されると思いましたが、当時とは価値観が変化しているんでしょうか。
むしろ、美容に対して関心が高い男性はオシャレ、かっこいいという意見もあるので、男性が外見に気を使うことはまんざらでもないと思います(笑)

稲見

そうですね、こういう仕事をしながらでも価値観の多様化を感じます。

やまだひさしさん

近い将来、女性から「メンズ脱毛」「メンズ美容」のプレゼントをあげる、なんてことが増えるかもしれませんね。

稲見

あるかもしれませんね。
実際、パートナーの指摘で身だしなみに気づいたり、パートナーに「美容クリニックに行ってきて」と、半ば命令されたなんて仰ってご来院される患者さまも少なくありませんよ。

やまだひさしさん

これから先は、女性が主導で、男性美容を促すなんて展開になるかもしれませんね。(笑)

まとめ

男性が美容に対して「興味を持つこと」、そして治療を受けることが”新たな価値観”として根付き始めているように感じます。

これまで、「気になってはいたけど、きっかけが無かった」という方はまだたくさんいるのではないでしょうか?

男性専門という美容クリニックが少ないなか、ゴリラクリニックは男性美容のシンボルとなるべく、治療だけではなく、内面から理想の男性を目指すという事を掲げています。

ゴリラクリニックでは、これからもすべての患者さまの外見と内面をトータルでサポートしていきます。

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