キーワードで検索

G-lip 男の“気になる”を刺激するメディア

天然温泉と人工温泉の違いとは?忙しいビジネスマンこそ知っておくべき温泉の選び方

コト 2020.01.06 by G-lip E 編集部

温泉探しをしていると「天然温泉」や「人工温泉」という表記を見かけることはありませんか?

なんとなく天然温泉のほうがよさそうなイメージを持つ方もいるかと思いますが、詳しい定義やそれぞれの温泉の違いを理解できている人は少ないですよね。

そこでこの記事では、天然温泉と人工温泉の違いについて詳しくご紹介します。
さらに最近では女性にも人気の高い銭湯やスーパー銭湯についても、定義やそれぞれの違いを解説します。温泉の種類、銭湯の楽しみ方を知って、もっと温泉選びにこだわりを持ってみましょう。

天然温泉とは?定義や見分け方を知り、天然温泉にこだわってみよう!

まずは「天然温泉」という言葉の定義についてご紹介します。
さらに天然温泉かどうかを見分ける方法や、温泉で見かけるさまざまな表示の意味も解説していきますので、ぜひ温泉選びの参考にしてください。

天然温泉と定義される水温や成分

日本の温泉は「温泉法」という法律で定義が定められており、地中から湧き出した温水、鉱水及び水蒸気その他のガスの温度が25度以上であれば温泉といえます。さらに温度が25度以下でも、法律で指定された成分や天然ガスが規定量以上含まれている温水や鉱水も温泉と認められるのです。

また、「天然温泉」の定義は温泉法では定められていませんが、一般的には温泉法で定められた条件を満たす自然由来の温泉のことを指しています。

分かりやすい見分け方は天然温泉表示マーク

せっかく温泉に入浴するなら「天然温泉」にこだわってみたいですよね。
しかし天然温泉かどうか見分ける方法がわからないという方も多いのではないでしょうか?

天然温泉かどうかを見分けるときは「天然温泉表示マーク」をチェックしてみましょう。天然温泉表示マークとは、日本温泉協会が制定した表示で、温泉法で規定された温泉であることを示しています。

この天然温泉表示マークがついた「天然温泉表示看板」を掲げている温泉旅館や温泉施設であれば、天然温泉に入浴することができます。

天然温泉は法律で泉質名、効能、注意点などの掲示義務がある

天然温泉について、さらに詳しい情報を知りたい時は、温泉施設内にある掲示を参考にしましょう。

脱衣所や浴室内の壁面に、温泉の説明書きや成分表示が掲示されているのを見たことはありませんか?
天然温泉を扱う温泉施設は、施設内の見やすい場所に温泉の泉質や成分、効能、禁忌症について表示をすることが温泉法により義務づけられています。
加水や加温、循環ろ過を行っている場合も、注意書きを表記することが必要です。

この掲示を確認することで、その温泉施設の天然温泉にはどのような効果があるのか、加水や加温をしているのかなどを知ることができます。

療養泉は天然温泉の一種

また、天然温泉の1つに「療養泉」というものがあることをご存知ですか?

療養泉の定義も温泉法で定められており「特に治療の目的に供し得るもの」として、指定の物質が規定濃度以上含有されているものを指します。

療養泉の泉質は含有成分の種類などにより、下記の10種類に分類されています。

・「単純温泉」
・「二酸化炭素泉」
・「炭酸水素塩泉」
・「塩化物泉」
・「含よう素泉」
・「硫酸塩泉」
・「含鉄泉」
・「硫黄泉」
・「酸性泉」
・「放射能泉」

療養泉は一般的な温泉よりも指定成分の含有量が高くなっており、泉質ごとに効能が定められています。
また弱酸性や弱アルカリ性など、泉質によって肌に与える影響も異なっているので、温泉選びをする際は、泉質をチェックし、効能から選んでみるのもいいですね。

人工温泉とは?天然温泉との違いや気になる効能を知ろう!

天然温泉だけではなく「人工温泉」という表記を見かけることもあります。
人工温泉というと人の手で作られたイメージがあり、天然温泉よりも効果が低いのではないかと感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで、人工温泉と天然温泉の違いについて詳しく説明します。

人工温泉は天然鉱物由来の薬剤や鉱石を加えた温泉

人工温泉は温泉法で定義される「温泉」とは異なり、お湯に天然鉱物由来の薬剤や鉱石を後から加えて、人工的にミネラルなどの温泉成分を含有させたものを指します。

人工温泉に使用される天然鉱物由来の薬剤には、厚生労働省に承認された医薬品や医薬部外品が用いられています。そのため家庭の浴槽に市販の入浴剤を入れるだけでは、人工温泉と呼ぶことはできないんですね。

温泉法で効能の表記はNGとされているが、効能が期待できる温泉もある

人工温泉は温泉法における「療養泉」の定義に当てはまらないため、泉質や効能を表記する説明書きがないこともあります。
しかし、効能が認められた医薬品や医薬部外品の成分がお湯に含まれるため、入浴による効果が期待できる人工温泉もあります。

効能が期待できる人工温泉の種類

代表的な人工温泉には「トロン温泉」「光明石温泉」「トゴール温泉」などがあげられます。

これらの人工温泉は、天然鉱石をもとにして作られた医薬部外品を使用していることが特徴です。
冷え性、神経痛、腰痛、肩のこりなどへの効能がある薬剤で、法律上の定めはありませんが、天然温泉にも劣らないとして「準天然温泉」の愛称で呼ばれることもあります。

無色で匂いもない温泉のため、誰でも気軽に入りやすいこともメリットの1つといえるので、天然温泉も魅力的ですが、効能が期待できる人工温泉も上手に活用したいですね。

スーパー銭湯や銭湯に天然温泉の施設はある?

近年人気が高まっている、いわゆるスーパー銭湯では、銭湯でありながら天然温泉に入れる施設も増えてきています。そのため、遠出をしなくても天然温泉に入浴できるのは、忙しいビジネスマンにとっても嬉しいですね。

ここからは温泉と銭湯の違いや、スーパー銭湯でも天然温泉に入れる理由を解説します。身近な入浴施設を上手に活用して、天然温泉をもっと楽しみましょう。

温泉と銭湯、スーパー銭湯のちがい

温泉と銭湯は、法律上の定義に違いがあります。
また銭湯とスーパー銭湯も、条例によって分類が決められているのです。

天然温泉は地中から湧出する温水や鉱水などであり、温泉法という法律で定められた温度や成分含有量などの条件を満たしたものだけが温泉と表記することが可能です。
温泉が湧き出る各市町村で「入湯税」を徴収することも特徴の1つです。

それに対して銭湯は水道水や地下水を沸かしたお湯を用いており、公衆浴場法という法律で定められた「公衆浴場」に該当するものを指します。

公衆浴場の中でも、昔ながらの銭湯などは「普通公衆浴場」、スーパー銭湯や健康ランドのような大型施設は「その他の公衆浴場」など、各都道府県の条例によって分類されています。

また銭湯とスーパー銭湯の大きな違いは、入浴料の違いです。
銭湯は各都道府県の条例によって入浴料の上限が決められており、比較的安価に入ることができます。
しかし、スーパー銭湯には料金上限などの決まりがなく、レジャー施設のような娯楽性が高いものが多くなっています。

最近では昔ながらの銭湯も減ってきているため、銭湯を見かけたら訪れてみるのも貴重な体験ができそうですね!

天然温泉の銭湯やスーパー銭湯もある

銭湯やスーパー銭湯は一般的に、水道水や地下水を沸かしたお風呂ですが、天然温泉や人工温泉を使用している施設もあります。

施設の近くに源泉がない場合でも、タンクローリーなどで温泉水を運び入れるなどの方法で天然温泉を楽しめるスーパー銭湯が増えていることは、都心部に住む方にとっても嬉しいですね。身近な温泉施設にこだわりを持って、探してみるのはいかがでしょうか?

天然温泉と人工温泉の違いについて まとめ

今回はひとことで「温泉」といっても、自然に湧出した天然温泉や、後から温泉成分を含有させた人工温泉があることをご紹介しました。それぞれに特徴やメリットがあるため、天然温泉のほうが体によいというわけではありません。
自分のライフスタイルや温泉の特徴などを考えて、天然温泉、人工温泉を選ぶことをおすすめします。

また最近では、都市部にあるスーパー銭湯でも天然温泉や人工温泉に入れる施設も増えてきています。手軽に温泉を楽しめるため、仕事帰りや週末などに訪れてみるのもいいですね。

ぜひいろいろな温泉の特徴を知って、もっと温泉を楽しみましょう!

  • Facebook
  • twitter
  • line
  • hatena
NEW ARTICLE
新着記事

消費のカタチも価値観も目まぐるしく変わり、ダイバーシティが求められる現代。さまざまな価値観を受け入れ、新しい自分を創造するための情報を発信する。